質問っ!「どうして、お寺の人は『ありがとうございます』ってご挨拶するの? お答え。ご信者同士が「ありがとうございます」ってご挨拶するのには二つの理由があります。 第一の理由:上行所伝の御題目をお唱えすると、とてもたくさんのご利益が頂けます。困った 時、苦しい時、御宝前が僕達を一番良い方向へお救いくださるのです。普段でも昼、夜にかかわ らず、常にお護りをくださるのです。こんなありがたい御信心をさせて頂けて「ありがたいなあ」と いう感謝の気持ち。お寺にお参詣すると同じご信者同士、ふれあい、助け合ってご信心させて 頂ける感謝の気持ち。「おかげさまで」という感謝の気持ちを表現しているのです。 第二の理由:「ありがたい」って言葉を、ワープロで変換してみてください。「有難い」って出る でしょう?この言葉の文字をそのまま考えると、「有ることが難しい」と読めますよね。本当に、 ありがたいご信心。こんなに広い世界の中の、たくさんの生物が生きている中で人間に生まれて ご信心にお出会いさせて頂けた。その確率って僕達の考えもつかない数字になりますよね。 「有ることが難しい」って簡単な言葉だけど、すごく大変なことなんですよね。そんな中で同じご信 心のご信者同士が会えるってことは本当に大変なこと。このご縁の結び付きは本当に大事なも のなんです。 この二つの大きな理由から、「ありがとうございます」ってご挨拶をさせていただくんです。 さあ、あなたも今から大きな声で気持ちを込めて「ありがとうございます」ってご挨拶をさせて頂き ましょう! [目次へジャンプ] |
|
質問!「御三祖さまって誰の事?」 お答え:私達が今、御題目をお唱えさせていただきご利益をいただけるのは、遠い昔から色々 な方々がご苦労をされながら御題目をお伝えくださったからなんです。 中でも3人の貴い方々を「御三祖さま」とお呼びするのです。 「高祖日蓮大菩薩(こうそにちれんだいぼさつ)」御祖師様ともお呼びします。 「門祖日隆大聖人(もんそにちりゅうだいしょうにん)」御開山聖人ともお呼びします。 「佛立開導日扇聖人(ぶつりゅうかいどうにっせんしょうにん)」大尊師ともお呼びします。 「高祖日蓮大菩薩」 ご誕生:鎌倉時代の貞応元年(1222)2月16日、房州(現在の千葉県)小湊にお生まれ。 お釈迦様のご入滅(亡くなられること)日の翌日にお生まれになっています。 立教開宗(上行所伝の御題目のご宗旨を立てられた聖日):建長五年(1253)4月28日、 清澄山の旭ヶ森で朝日に向かって、初めてお題目を唱えられました。 大難四ヶ度小難数をしらず:御祖師様はお題目をおひろめされるために、命の危険にさらさ れる大きな法難(迫害)に4度遭われ、常に困難の中でご奉公されました。 ご遷化(亡くなられること):弘安五年(1282)10月13日 「門祖日隆大聖人」 ご誕生:南北朝時代の至徳二年(1385)10月14日越中射水郡浅井嶋村(現在の富山県 高岡市郊外)にお生まれ。御祖師様のご遷化日の翌日にお生まれになっています。 門祖聖人は御祖師様がご苦労の末、お開きになった上行所伝の御題目の御信心を、当時 教えが乱れていたところを元の正しい流れに戻された方です。 門祖聖人もまた、大きな法難に遭われ大変なご苦労をなさいました。 門祖聖人は三千余帖と呼ばれる大変な数の著作をされたことでも有名です。 ご遷化:寛正五年(1464)2月25日 「佛立開導日扇聖人」 ご誕生:文化十四年(1817)4月1日京都にお生まれ。 本門佛立講(現在の本門佛立宗)開講:安政四年(1857)1月12日。私達の佛立宗をお 開きになりました。 開導聖人は乱れていた日本仏教の改革者として、また仏様、御祖師様、門祖聖人と続いた 正しいみ教えの清き流れを現在の私達につなげて下さった方でもあります。 また、御教歌を三千以上残して下さり、み教えを私達にも分かりやすく教えて下さいました。 現在、日扇聖人の著作は「日扇聖人全集」として残されています。 開導聖人もまた、数々の法難に遭われ、困難の中佛立宗を私達に残して下さったのです。 ご遷化:明治二十三年(1890)7月17日、大阪守口でご遷化。ご遷化の地は現在義天寺 の境内に残されています。 御三祖さまのお陰で私達が正しいお信心をさせて頂けるのですから、青年会員として上記の 事柄は覚えておきましょう。 参考文献(高祖御一代記、門祖十話、佛立開導長松日扇) [目次へジャンプ] |
|
質問です!:なぜ、私たちはお題目をお唱えするんですか? お答え:おっと、これは大変な質問ですね。・・・それだけ奥の深い、大切な事なんです。 難しい話をすると、とんでもなく長いお話になりますので、私達青年会の新入会員が知っ ておくべき事だけを取り上げておくことにしましょう。 お題目は建長5年4月28日に御祖師様、日蓮大菩薩が考え出してひろめたと歴史の教 科書にはあります。しかし、法華経(妙法蓮華経)、特に本門八品に説かれた仏様のみ 教えには、お題目に仏様(久遠本仏)の功徳のすべて、お力のすべて、お悟りのすべて を込めて上行菩薩にお手渡しされた、とあります。 その上行菩薩が日本に御祖師様、日蓮大菩薩として御出現され、久遠本仏から頂いた お題目をおひろめになったのです。 さて、少し難しいお話になってきました。では、お題目をお唱えする修行がなぜ、正しい 修行なのでしょう?先に説明した通り、お題目は仏様の全てのお力が納められています。 そのお題目をお唱えすると、ご利益をいただけます。この、ご利益をいただけるということ が大切なんです。お題目の修行が正しい証しとして現実にご利益をいただける、という事 なのです。お経文や過去の書物にもお題目の修行が正しい事が分かります。道理から考 ても間違いがない。しかし、ご利益がいただけるかいただけないかで大きく違ってくるので す。ご利益がいただけるから、正しい修行なのです。 でも、世の中には他の宗教もご利益がある、といっていますよね。しかし、本当のご利益と いうのは過去、現在、未来にわたって救われる、ということなのです。 仏教の最終目的は成仏です。そのために必要なことは、お題目をお唱えしてご利益を頂き お題目の修行が正しい事を人に伝えることです。 これが、私達がお題目をお唱えする理由であり、目的なのです。 |
|
質問です:御看経の正しい仕方ってあるんですか? お答え:先ず、姿勢を正す事が大切です。正座であっても椅子でも背筋を伸ばして、ご本尊に 真っ直ぐ向かいます。目は御本尊のお題目を目でたどるか、「妙法」のご文字を見つめるか、 または、御尊像の御眼を見つめるかが良いと言われています。これは御導師や担当のお教務 様にお聞きしましょう。とにかく、首を振ったり、うつむいてはいけません。 そして、肩の力を抜いて拍子木を持ちます。(拍子木が使えない所では膝を打ちます)拍子 木はみぞうち(お腹よりすこし上)で打ちます。拍子木はあまり強く叩かないように、軽快なリズ ムを心掛けましょう。また、大勢で御看経させていただく場所ではまわりの人に合わせるように 努めましょう。 口唱させていただく時は、はっきりと大きな声でお題目をお唱えします。よく、「お腹から声を 出す」っていいますよね。のどだけで大きな声を出すと、のどがつぶれてしまいます。お腹を使う 御看経を練習してください。 一息でお唱えするお題目は4,5回が良いといわれています。4,5回で苦しくないスピード を自分ではかってみてください。 大勢での口唱では、一息でお唱えするお題目が短いと全体が合わなくなってしまいますので 気をつけましょう。また、御看経中に間があいてしまうのはあまり良くないことですので、間が あかないようにタイミングを取りましょう。 御看経はとにかく口唱に集中することが大切です。ひとりでも大勢でも、心の中がお題目で いっぱいになるようなさせていただき方を、心掛けましょう。 [目次へジャンプ] |
|
質問です:初めて御講席に参詣させて頂きます。何か気を付けることは? お答え:初めての御講参詣は緊張しますよね。分かります。「御講」というのは佛立宗独自のも ので、他の宗旨の法事とは違います。御信者の家で御講師をお迎えしてみんなでお題目を口 唱させて頂いて、御法門を聴聞させて頂きます。そして「御講は御弘通の道場」と言われます。 「道場」というと、剣道や柔道などを想像しますよね。それと同じように、お題目をお弘めする為 に正しい信心の道を学び、真の信者とならせて頂く為の「道場」が「御講」なのです。 初めての御講席に参詣させて頂く時は、先ず御講席の場所と時間をちゃんと確認しておくこ と。御講が始まる10〜15分前に着くようにしましょう。遅れないようにするのがマナーです。 持ち物は、お数珠、拍子木、妙講一座(携帯用の小さなタイプが便利です)、お寺によって名 称は異なりますが、御布施、又は添講を用意して下さい。そしてマスクを持っておいて、御給仕 出来るようにもしておきましょう。 御布施はいくら位がよいかというような取り決めも、相場もありません。自分の分相応に出来 る限りで結構です。 出かける前には家の御宝前に無事に遅れず御講参詣出来る様、御祈願口唱することが大切 です。 御講席に着いたら、履物は御講師の場所をあけて脱ぐようにします。履物が乱れていたら揃え るようにして下さい。そして先ず御宝前にご挨拶をして席主、参詣者に「ありがとうございます」 と挨拶します。御講師が来られるまで私語をせずに待ち御看経をさせて頂きましょう。 来月は御講中のことについて説明をします。 [目次へジャンプ] |
|
質問です:初めて御講席に参詣させて頂きます。何か気を付けることは?パート2 お答えの続き:御講中でのこと。妙講一座は必ず開いてお唱えして下さい。慣れて来ると空覚え でお唱えしがちです。妙講一座は開導聖人の御指南で、佛立宗の宗義をまとめられたものです。 一文字一文字、丁寧に目で追ってお唱えして下さい。初めは意味が分からないと思いますが、 大切な意味があることを知ってください。(妙講一座を学ぼう!参照) お唱えする所が分からなければ、近くの人にお聞きしてください。慣れてきたら、あなたも新入会 員にしてもらった通りに指導させていただく事を忘れずに。 御看経は、状況が許せば元気良く、大きな声でしっかりとお唱えしてください。但し、マンショ ン等では近所に対する心使いをする必要があります。 奉修中は先輩会員の御宝前や御講師に対する御給仕をよく見ておいて下さい。自分で御講 席を頂く場合や、自分が御給仕させていただく時に困らないように。ご奉公は「見て、習う」事が 基本です。そういう学ぶ姿勢を持っておいて下さい。 御講中は私語は厳禁です。言上、御法門中は特に。御法門は仏様のお言葉として一言も漏ら さぬように聴聞させていただきましょう。 ご披露やご供養をいただく時は率先して協力し、円滑に進められる様努めましょう。 御講席が終了したら、御講師をお見送りします。御講師のおカバンを持たせていただきましょ う。お見送りは、御講師のお姿が見えなくなるまでさせていただくのが礼儀です。 御講席の片付けは役員にお聞きして出来る範囲のことを率先してさせていただきましょう。 自宅へ帰宅したら、先ず御宝前に無事参詣の御礼をさせていただくことを忘れないように。 [目次にジャンプ] |
|
質問です:青年会御講やお寺の行事の日に用事があったらどちらを取るべきですか? お答え:お互いは、御信心以外にも学校や仕事、友達付き合い等があります。それを全て無視し て御信心だけしている訳にもいきません。「信心と生活は両輪」とも言われます。 但し、信者としての考え方として、大事な点があります。学校や仕事、生活は御信心をしっかり させていただく為に欲に流されぬよう、つつましく、真面目に務めさせていただくということです。 例えば、前もって用事があって御講参詣と重なったとしましょう。自分の用事が変更出来るの なら、手を尽くして変更する。どうしても変更できないのなら、御宝前に何とか参詣出来る様御祈 願をさせていただく。こういう心掛けが、ご利益をいただける信心前なのです。 そういった場合、人との約束を変える、断るといった事は、人付き合いとしてマイナスとなりかね ません。そこをよく話をして理解をしてもらう。お寺にお参りに行くからと正直に話すのも必要で しょう。問題が起こらぬように手回し、気配り、そして何より御宝前にしっかり参詣成就の御祈願 をさせていただくことが信心増進につながるのです。 開導聖人は「御講席一席も欠かし給ふことなかれ」とご指南下されています。忙しい世の中、 時間を作るのが難しいですが、世間の義理や生活を欠かす事ないよう努力して、「何とかお参詣 させていただくんだ。」という気持ちを持って日々の朝夕の御看経でしっかり御祈願するように させていただけば、お計らいをいただけてお参詣も生活もうまく運ぶ事が出来るのです。 新入会員の人には、中々理解出来ない部分もありますが、そういう事態になったら御講師や 役員に先ず相談をしてご指導を受けましょう。 [目次にジャンプ] |
|
質問です:法鼓のことについて教えてください。 お答え:法鼓とは本堂の前の方にある太鼓のことです。御祖師様の流れを汲む宗派は太鼓を叩い て御題目をお唱えします。佛立宗の法鼓は多くの御信者の御題目口唱を合わせる為に、「五段が えし」又は「七段がえし」を打ちます。これらは佛立開導日扇聖人が御題目がよくあがるようにと、 考案された打ち方です。青年会の会員なら法鼓を習わせて頂き、いつでも御奉公させて頂けるよ うにしましょう。 関西では五段がえしと七段がえし、関東では七段がえしのみ、と地方によって打つところも打ち方 も変わります。これは、お寺によって法鼓が伝わってきた歴史が違うからなのです。 お寺の御講師や青年会の先輩方に御指導をいただき、そのお寺に合った打ち方を学ばせて いただきましょう。 法鼓の学び方の一つとして、左右の手が同じ強さで打てるように練習をすることです。これが 出来ないと、法鼓を覚えてしまった後ではクセがついてしまって、直すのに一苦労するからです。 そして譜面を覚えます。ゆっくりでも良いですから、五段がえし、七段がえしと覚えてゆきましょう。 そして譜面を覚えたら、法鼓の上手な人と一緒に打たせていただくことです。初めはゆっくりな リズムで体に譜面を覚えこませるのです。それから、段々と実際の御看経のスピードに合うよう、 練習をしてゆきます。 最後に大切なことは、法鼓はテクニックではなく打つ人の御信心前が法鼓に現れることを忘れ てはいけません。日頃、口唱に励み精進する人が法鼓も上達してゆくことが出来るのです。 [目次へジャンプ] |
|
初歩講座:最終回 まとめ:青年会というところは、色々なことにチャレンジさせていただく良い機会です。 新しく入会された人は、どんなご奉公にも積極的にすすんでさせていただいて、自分の経験を 高めてゆきましょう。それは、何より自分の為になります。 学校生活も、社会人になってからも、そして結婚して子供が出来た時も、青年会の経験が生き てくるのです。お寺や青年会には幅広い年齢層の御信者方がおられます。そういう人達と一緒に 御奉公をさせていただくことで、人付き合いもうまく出来るようになり、社会人になったらそういう 経験が色々な状況で役に立ってくるのです。 その為にも、奨引を受けるだけでなく、自分も会員を参詣奨引する側になって、御奉公をさせて いただきましょう。 そして、口唱信行に励み、信心増進を図って、御法様から御護りのいただける会員になって、 幸せで無事平穏な生活を送らせていただきましょう。 あなたが青年会で経験した色々なご奉公を、この「佛立青年応援団」にも教えていただければ 幸いです。お互い、頑張って御信心御奉公に励みましょう。 合掌。 「佛立青年応援団」メールTO showin@h7.dion.ne.jp [目次へジャンプ] |