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お給仕を学ぼう!

目次
第1回 第2回

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第1回
 私たち、本門佛立宗の流れは、高祖日蓮大士の高弟、六老僧のお一人である「日朗菩薩」の門下であります。
 日朗菩薩の門下は「朗門」といい、朗門には3つの約束があります。これを「朗門の三則」と昔から呼ばれています。
 「朗門の三則」とは、「給仕第一、信心第二、学問第三」と教えていただいております。
 信心を上達させるには、先ずお給仕を第一に実践をして、信心を鍛え、み教えを学んでゆく順序がよろしい、と教えていただいています。
 私たちが、普段させていただく法給仕は、御本尊を生きてまします仏様と信じて敬い、お仕えをさせていただくのです。
 例えば、朝夕の御看経、御宝前のお掃除、お花、お初水をおあげするなど、日常させていただく事は、ご信心を始めるに当たって先ず最初に教えていただきます。
 お給仕については、宗門から「お給仕入門」などの書籍が発行されていますから、青年会御講などで回し読みするなどさせていただいて、しっかり学ばせていただきましょう。

 さて、この佛立青年応援団の「お給仕を学ぼう!」では、人給仕についてを主に学ばせていただきます。
 御導師、御講師、また同心のご信者同士のお給仕など、人給仕にも色々ありますが、み教えをいただく「師」に対してのお給仕を学ぶ機会は、お互い中々少ないと思います。
 「師」に対するお給仕を学んで、お給仕の心をつちかいましょう。

 【開導聖人ご指南】
 「然るに師匠と頼み法義を学びし御導師を、ある時はほめ敬い、ある時はそしり軽め、或る時は捨て、ある時は拾い。ある時は頭にいただき、ある時はほむると言えども、心にてころしなんどせば、仏不軽品にとかせ給いしが如く、地獄免れがたしと、蓮隆両祖堅くいましめ給えり」(趣意)云々と、「常講歎読滅罪抄」にお示しです。
 師匠としてお仕えし、教えを受けるお導師を、その時の気分や都合で扱いを変えたり、誠実なお敬いを欠かしてしまうような事があれば、法華経常不軽菩薩品に説かれるように、法華経の行者への誹謗中傷は地獄行きであることは免れることはないであろう、と高祖日蓮大士も門祖日隆聖人も堅くお戒めである、と教えいただいています。
 ですから、「師」に対するお給仕が御宝前に通じて、ご利益かご罰という結果になって現れますから、しっかりとお給仕の心を学ばせていただくことが大事です。

 「師」に対するお給仕について、清水日博上人が編集をして下さっておりますので、それを参考に青年会会員がさせていただくべき、「師」へのお給仕を来月から箇条書きして解説してゆきます。
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第2回
 参考資料「師匠仕え」 清水日博上人編集
1、常に師のお顔を、尊敬とお敬いの心をもって仰ぎ見ることを忘れずに、師のおこころに添うようにご奉公させていただかねばならない。
 これが「師」にお仕えする基本の心である。

解説【信心修行とは、仏さまのご時代から教えていただいたことを、自分考えを入れずに実践させていただくことが上達の道であります。「ご利益は、御導師、御講師からいただく」ということを、お腹に入れて信心させていただく事が大事です。】

2、師のお宅やお部屋に訪ねる時は、急に行かずに、先ず少し手前で軽く咳払いをするなど、師の威厳を軽しめないように心掛けること。

解説【誰の家を訪ねる時にも、インターホンを鳴らして迎え入れてもらうまで待っているものです。お寺の中でも、御導師や御講師の居られる所に行く時には、何らかのお知らせをして、「どうぞ」と言われるまで待っておくものです。】

3、師のご自宅やお部屋の扉や障子の開閉は、出来る限り音を立てないようにし、出入り口を開けっ放しにしないように注意をすること。

解説【一般常識から考えても当たり前の作法ですが、ご信者なら特に注意をすべきです。本堂やお寺の中の部屋でも同じことです。】

4、師に対して、ご挨拶する時は、次部屋か下手(しもて)に下がってさせていただくものである。

解説【例えば宴会の席でも奥が上手(かみて)、入り口付近が下手(しもて)があります。時代劇でも殿様が奥の部屋におられて、臣下は手前の部屋にいるものです。それと同じで、師にご挨拶をする時は、手前の部屋か、部屋の中でも下手からさせていただきましょう。御講席では、御宝前の所が上手です。御講師が上手に行かれるまで頭を下げて、目を見ないようにして、下手からご挨拶をしましょう。】

5、師の前に出る時は、服装を正し、行儀を正し、心を正して参るものである。

解説【御導師、御講師はご信者の前に出られる時には、必ず威儀を正して行かれます。それに習って、信者の側も姿勢を正す事が大切で、常に教えを受ける気持ちでいるようにしましょう。】

 現代人には少々堅苦しく、厳しいようにも思えますが、これらはみなお給仕の心の現れです。ご信心にはお給仕が第一ですから、心掛ける事が大事です。
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第3回
6、師に教えをいただくとき、ご指導を願うとき、お伺いをするときは、先ず丁寧にご挨拶をさせていただいて、恭順の姿を表し、決して言い争いをせぬように心を決めておくこと。

解説【御導師、御講師とお話をさせていただくときや、分からないことや疑問に思うことをお伺いを立てさせていただくときには、「仏様に教えを請い願う」という気持ちでさせていただきましょう。】

7、師にお話し申し上げるときは、手で口をおおい、自分の口臭が届かないように心掛けるべきである。

解説【御講席等でお給仕させていただくときに、御教務様にお伝えさせていただくことがある場合には、口の前を手でおおってお話しさせていただくことがお作法です。】

8、師にお話しかけるときには、師のお話が終わってからさせていただくべきである。師のお話をさえぎって尊敬を欠いてはならない。

解説【例え御法門でなくても御教務様がお話しをされているときには、教えを受けているという気持ちを崩さず、お話しが終わってからお話しかけるようにしましょう。】

9、師の前ではかゆいところを掻いてはならない。また、あくびが出るときは手でさえぎり、伏してするものである。

解説【昔は目上の人の前で顔を掻いたり、ましてあくびをするなどは厳禁でした。まして、真実の大法を説かれる方の前では当然です。そうした遠慮や慎みを学びましょう。】

10、ご奉公上のことで、何かをさせていただくときには、先ず師にお伺いし、自分考えで先走ってしてはならない。

解説【我々がご奉公させていただく上で、ご弘通のために色々アイデアを出してさせていただくことは大変良いことですが、必ず御教務様のご判断を仰ぎ、ご信心から離れないように心掛けましょう。】
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