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佛立青年綱領とその解説

佛立青年入門<昭和50年・宗務本庁弘通局教養部発行>

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 本門佛立宗は、蓮隆扇三祖の遺訓を奉じ、たくましく前進を続ける使命を持つ宗門です。

 浄仏国土を築く為には、われわれ佛立青年が御弘通の尖兵となり、人の為、社会の為に

 身を捧げなければなりません。

 佛立青年としての誇りと愛情をもって、みんなで考え行うべき佛立精神の実践を青年綱領

 として定めてあります。

 綱 領

 1、われわれ佛立青年は、規則を守り秩序をたもち平和な社会をつくります。

   (持戒・忍辱)

 1、われわれ佛立青年は、環境をととのえ姿勢をただし明るい社会をつくります。

   (禅定・精進)

 1、われわれ佛立青年は、教養を高め善意をひろめあたたかい社会をつくります。

   (智慧・布施)

 以上、私たちは、正しい信仰にもとづき、奉仕と協力の精神で、それぞれの責任において

 この綱領の実践につとめます。

 

 ここにかかげた綱領は、私たち佛立青年が常に心に置いて、仲間と共に行動する基本

 方針を規定したものです。

 佛立青年会(当時の青年会全国組織)として、個々の会員が協力し、活動するための規

 範でもあります。

 この綱領の設定にあたって考えられたのは、仏道修行者の常軌(普通に行われる道、常

 道)である「六度行」であります。その六度行をそのまま使うわけにいかないので、できるだ

 け時代に即応した表現をもちいて、六度行に充当したものです。

 ですから、その基底には、この精神があるということを心得る必要があります。

 

 ※参考「六度行」について。修学塾宗学五等学級、平成十年度版

 「六度行」…菩薩が行ずべき六つの徳目、六種の修行のことで、六波羅蜜ともいう。

 「布施行」…法のため、他の人のため純真な気持ちで物質的であれ、精神的であれ自分

         の持てるものを捧げること、あるいは恵みを与えること。

 「持戒行」…定められた戒律を守ること。

 「忍辱行」…他からの侮辱や苦難に耐え忍ぶこと。

 「精進行」…仏道修行にひたすら励み努力すること。

 「禅定行」…精神の統一を計ること。

 「智慧行」…真理を明らかに見抜く洞察力を養うこと。

 ※高祖日蓮大士の御妙判「四信五品抄」には、この六度行について「以信代慧」という御

 法門を説かれておられます。末法のわれわれの菩薩行は先ず、布施、持戒、忍辱、精進、

 禅定の五つの修行をひとまず置いて、智慧行を信の一字に代える。つまり、信心を土台と

 して御題目という仏様のお悟りそのものを受持口唱することが、六度行を成就するのであ

 るとお教えです。

 そうして御題目信唱の立場から六度行を考えると、門祖の御聖教には、布施行は、御題

 目口唱して弘通すること。持戒行は信心堅固にお持ちをすること。忍辱行は御題目の御

 弘通に対する怨嫉に耐え忍ぶこと。禅定行は唯一筋に御法に心を定めること。智慧行は

 御題目を唱えて仏智を頂くことであるとお教えです。(佛立宗宗徒教範より抜粋)

 そのおこころを頂き、佛立青年綱領を拝見すると理解が深まると思います。

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